札幌の美味

新千歳空港から羽田空港に着いて最初に思ったのは、粘りつくような湿気の不快さ。ああ、帰ってきてしまった。どうしてこんなに不愉快なんだろう。東京の湿気が嫌いなのは、それがいろんな不快なもの、それは例えばカビや臭気や、拭っても拭いきれない汗のきっかけになるからに他ならない。とはいえ、帰ってきてしまったのならば仕方ない。池袋までのバスは出発まで40分もあったので、モノレールと山手線で帰宅。何もない時間を過ごすのが苦手なのだ。

ほとんどホテルで仕事をしていたのだが、あちらに住むビジネスパートナーや知人のおかげで少しだけ北海道気分を味わうことができた。特に、すすきの駅近くの寿司屋、「有馬」は再訪確定。

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コリコリとした触感。海の香り。

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中トロはうまいと感じる間もなく舌の上で溶けた。

後から知ったのだが、北海道でもっとも予約困難な寿司屋として有名らしい。カウンター7席と四人掛けテーブル席が1つ。店主は一人で何もかもやらなければならない性質なのか、ひっきりなしにかかってくる予約の電話に対応していた。それでも素早い身のこなしで、一つ一つの料理を出していく姿は素晴らしいのひと言。料理と握りを一通りいただいて、追加でなにか希望があればと聞かれたが、2時間じっくりと味わったのでもう十分。昼よりさらに涼しくなったすすきのの街を歩いて宿に戻った。

ジンギスカンやラーメンは食べなかった。名店「すみれ」は長蛇の列だったけれど、北海道に来てまでラーメン屋に並ぶ趣味はない。新千歳空港でお土産用のラーメンを二つ買ったので、これをいずれ作ろう。

フライトの間、それと戻ってきてすぐ仕事を再開したので、一日のほとんどをPCの前で過ごしてしまった。それでもあまり疲れていないのは、一日の前半のあの街の気候が本当に過ごしやすかったから。雄大な自然も、旭山動物園のクマも見られなかったけれども、これはこれでいい。

近頃、月に一度のペースでJALに乗っている。来月は所用で函館、そしてまた札幌に行く予定。冬はどこに行こうかと考えたら、どうせその時は寒いところなどまっぴらごめんで、西のほうのまだ寒さが穏やかなところか、アジアのどこかに行きたいと思っているはず。そういえば買ったきり読んでいない本に香港のガイドブックがあったので、それを見てあれこれ考えてみよう。ちなみに海外旅行なんて、ここ20年ほど経験がないのだけれども。

北の大地と本


速読の仕事で北海道に来た。

この地で北海道発の日脳速読講師として活躍されている中山先生にお会いし、講座のサポートをさせていただいた。サポートというほどのことは何もできていないのだが、「小林さんのおかげで講座が格調高くなりました」と言っていただいた。何よりだ。

羽田空港に山下書店という本屋があって、ここがお気に入り。いつもフライトの前に立ち寄って、話題の新刊やら、ちょっとした興味のある雑誌を買う。だいたい家に持って帰ることはなく、宿や飛行機の中に置いていく。旅行中の移動というのは惰眠をむさぼるか思索にふけるか、活字を追うくらいしかやることはないのだが、いったん読書に身が入るとスラスラいろんなジャンルのものを読めてしまう。

石田衣良さんのエッセイに刺激を受けた。特に、サイン会の一幕などに。ファンを大切にされている。サイン会には男性も多いという。そんなものなんだ、知らなかった。機会があれば、駆けつけてみようかな。IWGPシリーズよりも好きな「波のうえの魔術師」なんかを持って。
プロフィール

小林景悟

Author:小林景悟
RMUという競技プロ麻雀団体に所属しています。コピーライター、講師。

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